ニューレンタル車両、21 KONA OPERATOR をご紹介します!
今シーズンのBGH MTBレンタルサービスにはKONA、MERIDAの2021年モデルが新規レンタル車両として入荷しており、現在組み立て、整備を順次行なっている最中となっております。まず最初にご紹介するのはこちら、21年型KONA OPERATOR(オペレーター)。現在のモデルは2017年にデビューし2018年にはリアショックのトラニオンマウント化、ブリッジ形状の一新などを受けた後2019年にデビューした29erホイールを履くOPERATOR CFにフラグシップの座を譲りましたが、27.5/650Bホイールを装備するダウンヒルバイクとしては現在でも高い能力を保っております。BGHでは2018年モデルのOPERATOR DLを既にレンタル車両として使用しておりご好評をいただいておりましたが、今年21年モデルのOPERATORを新規導入いたしました。
18年OPERATOR DLからの変更点としてはフロントハブ規格がスーパーブーストにアップデートされた新型ROCKSHOX BOXXER Selectを装備したことがまずトピックとなります。BOXXERは2019年に新型BOXXERへと移行し、新形状のクラウンとボトムケースにより大幅な剛性、強度の向上、エアピストンのデボンエアー化によりエアサスペンションでありながらコイルスプリングモデルに匹敵するシームレスな作動感を獲得しました。従来のソロエアータイプのエアピストンを装備したフォークと比べると高速で荒れた、細かい衝撃を受け続ける路面(富士見のダウンヒルコースですとグリーンラインの2番や3番、ブルーラインの7番など)で車体の落ち着きが全く別物です。当店で今まで保有していた18年型OPERATORはBOXXER TEAMを装備しておりますのでコイルスプリングを採用しておりますが、エアピストン化による大幅な軽量化と同等の作動感を維持する形となりますので純粋なアップグレードと言えるでしょう。またフロントハブのスーパーブースト化によりフランジ間の距離が広がりましたのでフロントホイールの剛性強化にも繋がっております。
ブレーキはSRAM GUIDE Tを装備しCODE系の大パワーはありませんがその分コントロールしやすく、初めてダウンヒルにトライされる方には扱いやすいパワー感となります。ハンドルバーはRACEFACE Chesterのクランプ径35mm仕様。定着した感もある35mmクランプですが、従来の31.8mmクランプのハンドルバーに比べると剛性感が高くOPERATORなどの高剛性フレームを持つバイクにはよくマッチします。弊社保有の18年型OPERATOR DLがハイエンド、ハイパフォーマンスなコンペティション仕様であるのに対して、21年型OPERATORは同じフレームを持ちながらもビギナーライダーにも扱いやすく、また各部が21年仕様にアップデートされたことで高い走行性能も獲得したモデルとなります。富士見パノラマのダウンヒルコースにデビューするには最適なモデルです。是非一度お試しいただければ幸いです。